CLOVER🍀

That was when it all began.

2023年の振り返り

2023年も終わりですね。恒例の振り返りエントリーです。

2022年の振り返りで言っていたこと

2022年の振り返りでは、2021年の振り返りで言っていたことの延長といった感じで、アプリケーション寄りのことをやっていこうと
書いていました。

2022年の振り返り - CLOVER🍀

キーワードとしては、このあたりですね。

2023年にやったこと

で、実際の投稿の傾向はどうだったかということで。2023年の投稿のカテゴリーから、上位20件を抽出した2023年の投稿傾向を
Kibanaで表示するとこうなりました。割合が低いものは「Other」ですが。

TypeScript、JavaScript、Node.js、AWSおよびLocalStackの比重が高く、それからJava、Springといった傾向になっています。
このあたりは、TypeScript/Node.jsを使って勉強していたり、AWS Lambda関数を書いていたりしたからですね。
RabbitMQの復習にもTypeScriptを使っていたので、ここをさらに押し上げています。このあたりは2022年と似たような
傾向と言えますね。

変わったものとしては、OpenTelemetryとOpenAI/Llamaが出てきているところでしょうか。これは今年の後半、もしくは終盤で
一気に出てきたものになります。

カテゴリーの上位10件を月別に積み上げ表示してみると、こうなります。

  • エントリーに付けられたカテゴリーを積み上げているので、投稿数とは異なります
  • 上位10件といっても「月単位の上位10件」にはなっていません

こう見ると、非常にTypeScript/JavaScript/Node.js寄りですね。

ここ3年の投稿傾向

ここ3年の投稿傾向を可視化してみます。月単位で投稿数をグラフ表示したものです。

過去2年に比べると、全体的に下がっている感じがします。

今年に限定すると、こんな感じですね。

春から夏までが下がったままですね。このあたりは忙しかったんですよね…。
少し落ち着いた秋頃にちょっと戻している感じです。

数字で見ても落ちてますからね。2021年がやたら高かったとも言えます。
※2023年分は、本エントリーも入れた数が表示されています

今年は、その前の2020年(117)とほぼ同じ数だったりするので。

2024年にやりたいこと

毎年、ここではぼんやりとした感じで書いていましたが、今回は少しやりたいことが決まっています。このあたりですね。

  • OpenTelemetry
  • LLM
    • alternatives to OpenAI
  • ベクトルデータベース

流行りものが並んでいる感じがします(笑)。今年の後半から、このブログでも少しずつ扱い始めています。

機械学習ディープラーニングといったジャンルの知識はないのですが(勉強して自分にはムリだと諦めたことならあります)、
LLMに関するものはそろそろ押さえておいた方がいいのかなと思っていまして。

ローカルで動かせるOpenAI互換のOSSなどもありますし、雰囲気は掴んでおきたいな、と。

ベクトルデータベースが挙がっているのも、完全にこのあたりに影響を受けています。

このあたり、テクノロジーそのものは難しくても、抽象度が高くなると利用者には間口が広がるものを思い起こさせます。
自分にとっては、こういう類のものは全文検索エンジンを連想させるのですが。

OpenTelemetryはこちらの書籍に触発されたこともあるのですが、Observability自体にも最近の自分が興味を持って
いるので把握しておきたいなと。

O'Reilly Japan - オブザーバビリティ・エンジニアリング

実際にOpenTelemetryを使うことがあるかと言われると微妙なところですが、関連する概念やキーワードは押さえていた方がよいと
思うので。

直近では興味の傾向がLLMに寄っているので、しばらくはこのジャンルの比率が高いかもしれません。

あとは、これまでどおりアプリケーション寄りのことをやっていこうかなと思っています。JavaでいえばJakarta EEやQuarkus、
そして変わらずTypeScriptあたりはやっていきたいですね。

Go、Rustあたりもちょっと気になっているのですが、今は他のものに比べると優先度が上がらないです…。

というわけで

2023年も終わりですね。2024年もよろしくお願いします。