先日、書籍「プログラミングGauche」を購入しました。
- 作者: Kahuaプロジェクト,川合史朗
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2008/03/14
- メディア: 大型本
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Gaucheというのは、Lispの1種であるSchemeの処理系の1つです。とはいえ、自分はこれまでLispと呼ばれるもので触ったことがあるのはEmacs-LispとClojureだけなのですが、Lispの考え方とかはあんまりよくわかっていません。
実際、本を見ながら勉強したのはClojureだけなのですが、こちら長らく日本語書籍の出版も停滞していますし、これだけでLispを勉強するのは難しいかなぁと思いまして、Gaucheに手を出してみることにしました。
目標は、Lispがそこそこ書けるようになることと、(限定)継続の理解です。
では、まずインストールから。
Gaucheのインストール
公式サイトからGaucheのtar.gzアーカイブをダウンロードします。当方、Ubuntu Linuxを使用しているのでソフトウェアセンターから入手もできるのですが、バージョンがちょいと古いのでソースからインストールすることにしました。
Gaucheダウンロードページ
http://practical-scheme.net/gauche/download-j.html
この時点でのバージョンは「0.9.2」です。まだ1.0ではないんですね〜。
落としてきたtar.gzを解凍して、インストール手順に従いconfigure&make&make install。
$ tar -zxvf Gauche-0.9.2.tgz $ cd Gauche-0.9.2/ $ ./configure $ make $ sudo make install
REPLを起動して、動作確認。
$ gosh gosh> 1 1 gosh> "Hello World" "Hello World"
OKっぽいですね。REPLを抜ける時は、(exit)と打つかCtrl-Dで。